07/09/13 | ||||
【とある惑星の話−文明−】 彼らの文明の歩みは、彼らが持つその精神性に よって発達していった。 彼らの精神性は、かなり特異な性質を有しており まず、彼らの中には『大いなる意思』が根本に あり、その上で個々の精神性が培われていた。 彼らは大いなる意思に基づき、意志の疎通が 可能であった。 彼らの個性は共通の意思に基いたもので、個々の 認識はあったが、それは共有されたものであった。 彼らはあらゆる利益を個人的なものとせず あらゆるものの利益となるよう、積極的に勤めた。 その惑星に住むすべてのものの利益を最優先し 過不足無く、平等であることを信条とし文明を 築いていった。 |
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07/09/12 | ||||
【とある惑星の話−進化−】 彼らは皆、平等に、常に、恵まれていた。 それは、まるでエデンに住むアダムとイブのように… 彼らは「生存する・生き残る」という危機感無く 道具を発明し、争うことなく有益に、平等に用いた。 彼らは自然の摂理に逆らうことなく、その独自の 進化を遂げていった。 他者との生存競争も無い 天変地異に脅かされることも無い 同種同士はおろか多種との争いも無い その進化の過程は、ゆったりとしたものでは あったが着実に、一歩一歩と歩を進めていった。 それは、まさに自然発生的に… |
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07/09/11 | ||||
【とある惑星の話−起−】 その惑星の住人は食する必要が無かった。 食する事が無い…とは、他の動植物を 糧とせず生きられたという事だ。 その惑星の住人は衣服を必要としなかった。 衣服を必要としない…とは、安定した気候と その気候に合った身体を有していたという事だ。 その惑星の住人は住居を必要としなかった。 住居を必要としない…とは、彼らにとって 天候の変化は天からの恵みであったという事だ。 そして、もっとも幸いであったこと… それは彼らを捕食するものが、その惑星には 居なかったという事だ。 彼らは皆、平等であった。 なぜなら… 力の有る無しに関わらず糧を得られたからだ。 その糧とは「光」。 太陽が輝く限り、日々の糧は保障された。 命を繋ぐ糧が太陽の光である為、田畑を起こす 必要は無く、また土地を所有する必要も無かった。 彼らの身体は衣服を必要としなかった為、他の 種を捕らえ、殺し、その皮を得る必要も無かった。 そして彼らにとって自然の営みである雨風さえも 彼らを生かす糧となった。 とある惑星の住人である彼ら… 彼らは植物から進化した種族であった。 |
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07/08/25 | ||||
【限界−その果てに−】 ソレは…カエル。 ソレが…ナンであろうとも。 いま、イトは…キレタ。 ゆえ、ソレはソレラに…カエル。 ソレは ノチ、不要であり。 ソレラは イゴ、不毛である。 |
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07/08/20 | ||||
【限界を超えて】 …私だ。 結果は甘んじて受けよう。 2日間、生死を彷徨った。 大切なものも、なくした。 もう、十分だと思わないか? |
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07/07/31 | ||||
【限界】 この次元の限界。 この次元に住む者の『智』の限界。 日のもとに知らしめるには、その智、矢となりて 害、成すものなり。。 『私は語部では、ない。』 口からは… 何も生まれなかったのだから。。 この次元では、穢れとされているのだから。。 口は… まだ開かれては、いない…。 |
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07/07/30 | ||||
【新たな次元】 銀河の中心・銀河を統べる者−神 ここまで行きついてしまうと、制限されてしまう。 あまりにも荒唐無稽。 何ものかの手によって創られし、神。 私は… 神は、神の手によって創造され、それぞれの場を 統べている…ものと思っていた。 地球、太陽系、銀河系、他の星系… そして、それらすべてを統べる唯一の神。 神は、神であって…それが多次元に亘っていようとも。 しかし、ここへ来て、こう言う結果になるとは 想像していなかった。。 私の世界観の崩落。 受け入れる事のできない、結果。 開けてはならない扉、だったのかも知れない。 これより先は、記してはいけない…。 そこで得られた知識の、そのさわりを書いた時点で ある人からストップがかかった。 「次元が違い過ぎる」と。 最もだと、私も思う。 これ以上は、記してはいけない…。 |
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